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私を幸せにするライフスタイル BONITA message
2009.07.09.更新
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■ カナダの夏が特別なワケ

冬がとっても厳しいから・・・

 前回に引き続き、夏のお話。なんといっても、この季節は、カナダに住む人々にとって特別。早ければ11月末に始まって3月末まで続く、長くて厳しい冬を毎年経験していると、「夏」という季節は格別になります。

 想像してみてください。4ケ月の間、来る日も来る日も外はマイナス15度とか、マイナス20度の世界。

用事がない限り、家から出たくありません。車で出かけるにしても、何枚も重ね着し、着膨れてダルマのような子どもたちを抱え、冷凍庫並みに寒い車に乗り込んで、出発するのです。冬は路上に塩と砂をまくので、どの車も車体の色が分からないほど汚い。
 空は灰色、道路の両端に山積みされた雪山で道幅は極端に狭くなり、夕方4時頃になると辺りは真っ暗。とにかく、気が滅入るの一言です。毎年、クリスマスまではなんとかテンションをあまり落とさず保っていられるのですが、バレンタインデーが過ぎるころになると、さすがにウンザリ。
 
 でも、こんな冬を過ごすからこそ、カナダの夏の美しさは、心にしみます。地平線が見えるほど、広く真っ青な空と日光を受けて輝く木々の葉。日本と違って湿度が低く、日差しが強くても、木陰では汗一つかかず快適に過ごせます。これなら誰だって、「アウトドアで過ごさなくちゃソン!」と思うでしょう。

夏=アウトドアでBBQ

こんな庭なら、ついアウトドアで過ごしたくなる!
こんな庭なら、ついアウトドアで過ごしたくなる!
バ=べキューで思い出すのは、やっぱりこのサイズ?(ちなみにこれは、キャンプ用コンロですが)
バ=べキューで思い出すのは、やっぱりこのサイズ?(ちなみにこれは、キャンプ用コンロですが)
 この時期のカナダは、夜9時過ぎまで完全に日が沈みません。だから、週末はもちろん、平日だって、学校や会社から帰った後、アウトドアで楽しめる。定番は、やっぱり裏庭でのバーベキューです。日本人にバーベキューというと、炭火で焼くグリルや、キャンプ用の小さなバーベキューコンロを思い出すでしょうか? 
 カナダで使う家庭用バーベキューグリルは、そんなものではありません。屋外において、プロパンガスで調理する、本格派です。このグリル、カナダではほぼ一家に一台の割合で、普及しています。お値段は、1万円前後から20万円を超える超高級品まで、実にさまざま。
 中には、流し台までついているタイプもあって、さすがに「これはちょっとやり過ぎだろー」と思うこともあります。このグリルを使って、仕事から帰った後や週末に知人を招いて、バーベキューを食べる。熱いときに室内で火を使わずに済むし、汚れた食器をあまり出さずに済むということもあって、夏の間は、ほぼ毎日グリルを使っているお宅もあるようです。

 初夏には、バーベキューグリルとあわせて、パティオセットもドーンと広告に並び始めます。確かに、裏庭でパラソルの下、のんびりと椅子に座って、冷たい物でも飲みながら本を読んだりするのは、最高にリラックスできるだろうなぁと思います。我が家は幼い子どもたちがいるので、そういう夢のような日々はまだお預けですが・・・。

自分らしさを取り戻す時間が持てる、カナダ

 私が日本からカナダへ来たばかりの頃、リラックスすることが苦痛でした。何もしていないということに、罪悪感を覚えるのです。でも、今は思います。みんな毎日がんばっているのだから、ゆっくりと過ごし、リフレッシュする時間は、人として大切ではないかと。がんばることは必要だけれど、ついがんばり過ぎて心がささくれ立つようでは、何か間違えている。カナダでは、そのバランスが自然と上手に取れるような気がします。
夏を目前に、ホームセンター系のお店では、バーベキューグリルがどーんと並んでいます。
夏を目前に、ホームセンター系のお店では、バーベキューグリルがどーんと並んでいます。
ちなみに、なぜかバーベキューは男の人がはりきって作ることの多いカナダ。男の血が騒ぐのか?
ちなみに、なぜかバーベキューは男の人がはりきって作ることの多いカナダ。男の血が騒ぐのか?
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【NAME】アタードよしの
国際結婚を含むカナダでの日常的な生活、子育て、英語での生活など、カナダの暮らし全般について、日本人女性の視点で興味深いと思ったことをレポートします。
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