どのガイドブックにも似たような事は書いてあるけれど、これを正直にやってしまうと、メキシコに来た楽しみが半減されてしまう。
実際、私も3回の旅行と、7ヶ月目の滞在で相当、現地人並にあちこちでいろいろなものを食べて来ているが、一度もお腹を壊した事がない。そしてどこで食べてもおいしいのです。
どんなに小さい街角にも、夜遅くまでやっているタケリア(タコス屋台)があります どのガイドブックにも似たような事は書いてあるけれど、これを正直にやってしまうと、メキシコに来た楽しみが半減されてしまう。 実際、私も3回の旅行と、7ヶ月目の滞在で相当、現地人並にあちこちでいろいろなものを食べて来ているが、一度もお腹を壊した事がない。そしてどこで食べてもおいしいのです。 |
ストリートフード入門編 「タコス」
まずは何をさておき、タコス、タコス!
「タコス」と称する食べ物はいろいろあるのですが、伝統的な「タコス」から。 直径約10cmの薄いトルティーヤ2枚重ねに、部位ごとに焼き分けたお肉とタマネギ、シラントロなどを乗せて出来上がり。 これがビニールが被せられたプラスティックのお皿に乗ってやってきます。お皿は、洗わなくてもビニール袋を交換すればまた使えるから衛生的、とのこと。便利というか、反エコというか。 このタコス。かなり自分流にアレコレ調整が効くので、辛い物好きもそうでない人も、シラントロ(パクチー、香菜)が苦手な人も、もっと欲しい人も、満足な出来に成る訳です。
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どれにするか迷う、「マイ・タコス」
牛のあばら肉の細切れ、牛の内臓肉、牛タン、お店に寄っては脳みそ、唇、のど肉などの稀少部位、豚も、細切れ肉、干してから揚げてソースに絡めた皮(チチャロン)、腸詰めにしたチョリソなどが、四角く中央が盛り上がった大きな鉄板でジュージューと湯気を上げて焼かれています。 ここから「トリッパ(内臓)とチョリソ、ビステク(牛の赤身や筋肉部分を柔らかくスチームしてから焼いたもの)を1つずつ」と注文します。 「野菜は全部?」と聞かれます。デフォルトでタマネギ、シラントロが加えられますが、ここで足し引きも可能。 お肉と一緒の鉄板で焼かれたチレや小タマネギもとても美味しいので貰っておきましょう。 手元に届いたら、そこに、アボカドとタマネギと青唐辛子のソース「グワカモレ」や、青トマトと青唐辛子のソース「サルサ・ベルデ」、タマネギ、トマト、シラントロのソース「サルサ・メヒカーナ」、サルサ・メヒカーナをミキサーにかけて各店によって独自の味付けにした「サルサ・タケーラ」などを好きな物を好きなだけ、かけていただきます。 自分なりの調合が見つかるともうこれは癖になるので、違った意味でご注意あれ。 これを、目の前に置いてある「お好きにどうぞ」の付け合わせ野菜、赤かぶ、酢漬けのタマネギやニンジン、ハラペーニョを齧りながらいただきます。 これが伝統的で定番のメキシカン・ストリートフード。 ふつうのお腹の好き具合なら、男性だと6つ、女性なら4つでお腹が一杯になります。タコス1つが4~7ペソなので、30ペソ(300円弱)で食事が済んでしまいます。 |
ドラドスと付いているメニューはすべて「揚げたもの」の意味で、これは中にジャガイモとお肉を混ぜたものやチーズ、フリホーレス(豆の煮たもの)、ピカディージョ(牛肉とタマネギの炒めたもの)、ピーマンの細切りなど、なんでもお好きな物を入れて半分におり、これをラードや植物油でジックリ揚げていきます。 これに、前述のいろいろなサルサ(ソース)をかけて、さあどうぞ。 その他、トルティーヤを分厚く淵を付けて焼いたものにキノコやお肉、チーズなどを乗せた「ソペス」も食べ応えがあり、1つか2つで十分。 |
これも一皿(一本分)で10ペソ程度。日本のコーンは甘いものですが、こちらのコーンは甘みは少なく、代わりにしっかりとした噛み応えとモッチリ感があるので満足できます。 もっともっとあるのですが、紹介しきれないのでまたいずれ。。。 <来週はおやつ、果物などのストリートフードをご紹介!お腹をすかせて待ってて!> |