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私を幸せにするライフスタイル BONITA message
2009.04.30.更新
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■ メ的☆本屋さん事情!

本屋さんは何処に?

 メキシコに来て、「読書量と文化レベルは比例するのかも」という事実に気づきました。確信し始めているといっても良いでしょう。
 何せ、この都会の横っちょの街には「本屋さんがない!」んです。

田舎町には本屋さんがない?

 街角のキオスクには、週刊誌、料理レシピの本、雑誌などが所狭しに並んでいます。
 特に市場近くになると、食材を求めに来たお母さん達向けに、色とりどり、デカデカ写真の料理本、育児の雑誌などが売られています。雑誌は本屋さんにいかずとも、歩いていればそこで手に入る、という便利さ。

 では肝心の本屋さんはどこ?

 こちらに来てすぐ、私の安らぎの場、興奮の場でもある本屋さんに行こうとしたのですが、見つからない!
 なんとこの街には本屋さんが無いんです。
 というのも、もともとここは民芸品・工芸品の職人さん達中心で出来上がった街なので、本を読むという習慣がなく、したがって需要もないのでお店も無いといった状況。

 開いた口を塞ぐ事の出来ない日本から来た活字中毒者というか活字生活者の私は彷徨うばかり。

本屋さん、見つけた!

これはメキシコシティのgandhi。けっこう豊富で楽しめます。
これはメキシコシティのgandhi。けっこう豊富で楽しめます。
 そこで向かったのがグアダラハラ市内。
 ここは大型ショッピングモールがいくつも点在し、中心部には高級デパートも沢山あるので本屋さんも多かろう、と期待をしたところ、ぽつんぽつんとあるばかり。目抜き通りのチェーン展開本屋さんも、品揃えはかなり淋しく、ベストセラーを平積みしているばかりで種類が少ない。全国チェーンのレストラン兼高級雑貨の店では、地下をまるまる書籍スペースにしているものの、やはり分野が偏る。

 まだ車がない内に頼っていたバスの車内から見つけたのは「古本屋街」。そうか、本屋さんも業種ごとに固まっているのか!

 そこからは早かった。
 各国領事館、航空会社や語学学校の並ぶ、いわば「文化レベル高め」地域に、大型本屋さんが密集していました。ああ、オアシス発見!
 日本で言うと紀伊国屋書店のように、あらゆるジャンルの本、CD, DVDを売る最大規模がこのgandhi。ええ、インドの偉人Gandhi師からの命名だそうです。
 ここは品揃えも豊富だし、店員さんの知識も豊富(本好きが働いている!)、外国語(こちらでは英語、フランス語)の本も豊富で、日本人作家では村上春樹、遠藤周作などの翻訳本がありました。
 買った本をその場で読めるように、カフェも設置されていて、なんとも心地よい空間。

読まないから作らない、書籍のデフレスパイラル??

ティアンギスでも本は安くなってない。誰かが買っているところ、見た事無いです。
ティアンギスでも本は安くなってない。誰かが買っているところ、見た事無いです。
 だがしかし問題点が。
 本が高い!猛烈に高いんです。
 一般的な衣類や食料品、生活雑貨の値段は日本の半分程度の物価であることにくらべ、本に至っては日本と同額、もしくは日本で買うよりも高い印象。
 それもそのはず、書籍のほとんどが海外、主にアメリカやカナダからの輸入に頼っているのがメキシコの現状。
 なぜか。
 出版しても売れない(読む人が少ない)→だから出版しない、出版社が少ない→じゃあ輸入しよう→輸入すると高くなる→読みたくても高いから買えない→買えないから売れない、の悪循環。

 前職が出版業界の私にとっては悲しくなる現実です。
 だって、日本語=スペイン語の辞書(中程度)が1万円近くするんですからね!
 辞書だけあって教本、ガイドは一切なし。がっかりです。
 これでは中流以下の収入の人が本を買うのも無理があります。平均的な小説の安価版でさえ、100ペソ(日本円にして800円。こちらの物価は日本の半分を考慮すると1600円以上の価値)もするんです。

本を読む、という習慣

山積みの古本。ずいぶん時代錯誤なガイドブックも混ざっていたり。。。
山積みの古本。ずいぶん時代錯誤なガイドブックも混ざっていたり。。。
地下鉄構内の本屋さん。ここのチョイスは面白かった!
地下鉄構内の本屋さん。ここのチョイスは面白かった!
 先日、ちょっとメキシコシティに出かけた時の光景です。

 駅の出口(路上)に、古本がずらりと並べられており、道行く人々が覗き込んでいました。
 周辺にも似たような古本露店が数件。
 嬉しくなりましたが何分「本気で古い!」本が多いのでなんだか読みづらく、しかも知らない作家ばかり。
 スペイン語だからか、メキシコの作家中心だからか、私ももっと勉強しなければ。

 地下鉄駅構内にも、本やカレンダーを並べているお店があり、ここはビジネスマン向けの実用書が多く揃えてありました。
 さすが大都会、メキシコシティ。
 地下鉄内、バスの中でも本を読んでいる人を多く見かけてまたもや嬉しくなりました。
 私の住むあたりではバスの中で本を読む人、この5ヶ月間に一度も見かけた事無いのにね。

 メキシコ人よ、本を読もう!



<来週は、ちょっと過激なお誕生日パーティの模様をお知らせします!>

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WRITERS NOTE
【NAME】萬田 海晴
メキシコ生活、早くも2年半が経ち、気がつけば6足のわらじ。。。それでも、毎日楽しく過ごし、つねにGracias Mexico!と叫んでおります。
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