(↑ハカランダの花のアップ。繊細でしょ?)
日本の桜はまだ咲かない様ですね。去年までは毎年、仲間と隅田公園でお花見をしていたのでそれが今年はできず、ちょっと懐かしいです。
さて、日中の最高気温がほぼ毎日30℃近くになってきました。朝晩の冷え込みもゆるみ、8℃前後といい具合です。いよいよ春の到来です。
となると、一斉に木々も芽吹きだして、乾季でカピカピなはずなのにどうやって準備していたのか、瑞々しい小さな葉っぱがぽちぽちと可愛く顔を出しています。
メキシコでお花見?春を告げる花 ハカランダ
この花をみると、コチラの人も「春が来たな~」と実感するそうで。 桜が淡いピンク色をしている一方、このハカランダは青紫、藤色に近い色で、咲き始めは淡く、満開になるにつれてその色を濃く、鮮やかにして行きます。 樹木自体も桜と同じような大きなものになりますが、花の形がまったくちがい、リンドウのような袋状の花を枝一杯にぶら下げています。木の下に行くと、花の香りがほんわか、柔らかく漂って来て、足下にすでに散ってしまった花が紫色の絨毯のようになっているので、まるで異空間に来てしまったかのようにも感じます。印象的でロマンティック、豪快なようで繊細なハカランダ。 日本とは違って、この木の下でお花見をする、ことは無さそうですが。。。(パーティは何かにつけて一年中やってますね) すこし珍しいかな、と思ったのがこのハナミズキのような濃い桜色の花。こちらもハカランダの一種とのことですが、まあ男性から教えてもらったので真偽のほどはどうかと。。。綺麗なら、花の名前などどうでもいいか、と。 |
黄色にピンクに。。。
すでに時期も終わりかけていますが、こちらのショッキングピンクの綿毛のような花も目を引きます。これはクラベジーナの一種。モクレンのような枝に、シンディ・ローパーの衣装のようなピンクのもさもさ。あまりにも面白くてお散歩途中に写真を撮りました。 |
ブーゲンビリアは一年中!
一番多いのは赤、鮮やかなピンク、そして淡いオレンジ色や珍しい物では黄色や白など。 緑色の葉っぱ部分とのコントラストで、どれもとても美しいですよね。 ただこのブーゲンビリア、赤やピンクの部分が花、というわけではないのです。花と呼ばれるのはこの鮮やかなところの中央にぽちっとある白っぽい小さな部分。これが、花。赤やピンクのところは葉っぱの一部だそうです。ここも、種類によって様々に形を変え、とんがり帽子のような形から幾重にも重なった物まであります。 メキシコと言って思い浮かべる光景は大抵、砂漠のような乾燥地帯にサボテン、だと思いますが、この地方は中部高原地帯と呼ばれ、緑が豊かな土地が広がっています。6月からの雨季が始まると、今は乾ききった大地が緑濃い草原になる、というのでそれも楽しみです。その頃、またこちらの珍しい植物、樹木などご紹介出来るように勉強しておきますね! <車があってこそあちこちの花達に会いに行ける!来週はメキシコの車事情をお伝えします> |