狭いエレベーターで知らない人と二人きり。
なんとなく気詰まりで、早く着かないかなぁ、と階数表示板をじっとにらみつけたまま…。
日常生活の中でもよくこういうことありますよね。
ほかにも満員電車で居心地の悪い気分になったり、カウンターではなるべく端の席に座ったり。
これは私たちがココロの中には「ここまでは自分のエリア」という範囲があって、
そこには誰にも入ってほしくない!と無意識的に感じているから。
今回は、その心理的な縄張りとも言える、「パーソナルスペース」について分析します!
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相手との関係と、パーソナルスペース。誰かが自分に少しずつ近付いてくる様子を想像してください。
1 密接距離(intimate distance) :0cm ~ 45cm 2 固体距離(personal distance) :45cm ~ 120cm 3 社会距離(social distance) :120cm ~ 360cm 4 公衆距離(public distance) :360cm以上
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大きい?小さい?パーソナルスペースのくらべっこ。パーソナルスペースの大きさは、人によって、またさまざまな条件や状況によって、違ってきます。 たとえば、男性のパーソナルスペースと女性のパーソナルスペースの大きさは違うんですが…さて、どちらのパーソナルスペースのほうが大きいでしょうか?
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ココロのバリアが、カラダにも影響を与える?ここまでで、パーソナルスペースに他人が侵入してくると不快感や抵抗感を感じる、ということがわかってもらえたかと思いますが、実はその居心地の悪さに反応しているのはココロだけではないのです。
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相手のパーソナルスペースに踏み込みすぎないために。最後に、相手のパーソナルスペースを侵害していないかを探るためのヒントを少しだけ。 私たちはそのような方法を無意識のうちに体得し、実行しています。 |
特に親しい友人になるまでは、パーソナルスペースは状況に応じて敏感に変化しがちなもの。相手の様子に意識を配りながら、お互いが気持ちいいコミュニケーションを目指したいものですね☆
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