私を幸せにするライフスタイル BONITA message ~ いろいろな女性が自ら発信するコラム型WEB
私を幸せにするライフスタイル BONITA message
2009.01.21.更新
  • この記事をはてなブックマークに登録する
  • この記事をGoogleブックマークに登録する
  • この記事をYahoo!ブックマークに登録する
  • この記事をlivedoor clipに登録する
  • この記事を@nifty クリップに登録する

■ ポーランド おばあちゃんの知恵 ご拝借!

着付けレッスン in Poland

頭・耳・首をしっかりガード。ズボンの下も当然タイツ着用のポーランド幼児。
頭・耳・首をしっかりガード。ズボンの下も当然タイツ着用のポーランド幼児。

毎日マイナス気温の中で生活をしていると、ある程度寒さに抗体ができて(いると思って)しまい、この寒い中薄着で外出したり、帽子をかぶらずに外に出て風邪をひいてしまうこと、結構あります。


 着物の着付けではないですけれど、洋服にも着方があるそうです。ポーランドでは「たまねぎのように着る」のが冬の正しい着方。玉ねぎのように、服を重ね着しておくと、暑くなったら1番上に着ているものを脱いで体温調節が出来ますし、着込み過ぎて汗をかいてしまい、そのまま屋外に出て風邪を引くことがなくなるとのこと。


 それにしても、子供達は着込んでいます。コートの下にセーターに長袖シャツ、下着まで着ているから、当然、暑くなって脱ぐ子供達も出てくるわけで、幼稚園や学校の洋服置き場(日本で言うところの下駄箱のような存在。そこで外履きから上履きにはきかえ、コートなどの上着を決まった自分の場所に引っ掛けておく)では、毎日のように、持ち主不明のセーターなどが転がっております。


 そして、その着込み具合が、彼らには玉ねぎのように見えるそうなのですが、日本人の皆様にもそう見えますか?

 

咳に効く 玉ねぎシロップ

玉ねぎパワーをごらんあれ!
玉ねぎパワーをごらんあれ!

では風邪を引いてしまったら、どうするか。ここで再びたまねぎ登場。咳などは夜更けに始まることが多々あるのですが、咳止めシロップなどは家庭に常備していそうで、案外ないもの。そんな時ポーランドの家庭では、玉ねぎをみじん切りにします。そしてその上に砂糖を満遍なくふりかけます。暫く放置しておくと、みじん切りの玉ねぎの断面からトロリとしたエキスが出てきます。即席たまねぎ咳止めシロップの出来上がり。
 このエキスが喉にいいとか。確かに体に悪いわけが無い。なんていったって、無添加・無着色のこのシロップ。ポーランドのおばあちゃんの知恵です。咳をする子供には必ずといっていいほど処方されます。甘いから子供達には大うけ。ちなみに、大人の私達でもかなり美味しくいただける味。
 我が家も子供達が小さい頃は、昼も夜も玉ねぎを刻んだものですが、途中でだんだん細かいみじん切りにするのが面倒に。一度、限りなくぶつ切りに近いみじん切りにしたら、エキスが出てきませんでした・・・。先人の言うことをよく聞いて、めんどうくさくても「ぶつ切り」ではなく「みじん切り」にいたしましょう。

大人限定のミルク

咳が出なくても、風邪の引き始めによく出されるのは、にんにく牛乳。ネーミングからして、きつそうな飲み物ですが、きついのはやはり名前だけではありません。匂いも味も相当なものがあります。よって、これからご紹介するにんにく牛乳は『大人限定』の飲み物ということで。


 これは、にんにくのみじん切りと牛乳を入れた小さなお鍋を火にかけ、沸騰前に火からおろして出来上がり。なんだ、それだけか、とあっけにとられるほど簡単、レシピなんておこがましくてよべません。
 にんにくをこよなく愛する方はそのにんにくの粒粒の感触を楽しみながら飲んでいただけますが、それほどではない方は、茶こしでにんにくをこしたあと、にんにくエキスのでた牛乳をどうぞ。  
 慣れたら、なかなか乙な味でございます。

アブラカタブラな魔法の葉

万能薬のアンギンカ。一家に一株、損はさせません!
万能薬のアンギンカ。一家に一株、損はさせません!

 風邪を引き、他の症状(熱、頭いた、喉が痛い)がでてくると、登場するのが万能の薬となるこちらの植物。アンギンカ(ゼラニウムの一種)。この植物、何もしないとほぼ無臭の植物ですが、葉っぱを揺らすと鼻の奥にツンとした柑橘類系の匂いが残ります。何にでも効きますって、霊感商法なみの怪しさと思われるかもしれませんが、この植物を家に置いているポーランド人結構います。我が家などは、ほぼ、各部屋に置いています。


 この植物、非常に生面力が強い。日当たりさえよければ、水が多いだの、少ないだの、ごちゃごちゃいわずに大抵の環境で育つ手のかからない植物。(だから、我が家に沢山あるのかもしれませんが・・・)そして成長のスピードがまた早い。しょっちゅう、形を整えるために葉っぱを剪定する必要があるのですが、実はこの葉っぱがお薬。


 この葉っぱを、麺棒などで押しつぶし、エキスを出します。そしてエキスのでかかった葉っぱをガーゼなどで包み、耳が痛ければ、耳に入れて、喉が痛ければ、喉に当てると効くといわれております。そして、空気まで清浄するマルチな葉。

 

寒い北国ポーランドのおばあちゃん知恵、体にも地球にも優しいので冬の日本でも是非お試しを!

  • この記事をはてなブックマークに登録する
  • この記事をGoogleブックマークに登録する
  • この記事をYahoo!ブックマークに登録する
  • この記事をlivedoor clipに登録する
  • この記事を@nifty クリップに登録する
最近の記事
07.21.
日本人の私、好かれてる?
人間深く付き合えば国籍など関係なく友好関係を築けるが、そこに行き着くまでに「国籍」「民族」「宗教」という物差しがじゃますることも・・・。
07.07.
待っていました。バカンス到来!
待ちに待った季節がやってきました。さて、今年はどうしましょ。
06.23.
私に近寄らないで!真夏の危険な接近。
ポーランド、蚊の大量発生で国中大慌て!
06.09.
結婚シーズンの6月。結婚した証は何?
結婚指輪、ちゃんとはめていますか?
05.26.
彼女が離婚を選んだわけ
ポーランドの離婚事情、日本とは何が違う?
WRITERS NOTE
【NAME】ソルネク流 由樹
BONITAライターが、お届けするポーランドのこぼれ話。仕事の合間に読むのもよし、夜更けに一人で読むもよし。
<< 2019年11月 >>
12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930