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2008.12.30.更新
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■ 第3回 見方を変えて、気持ちをラクに。 ☆発想の転換☆

2008年もいよいよ残りわずか!年末恒例の「今年の漢字」には、“CHANGE”という意味の「変」が選ばれましたね。今回のテーマはそれにちなんで、「発想の転換」。発想の転換って、考え方を「変える」ってことですから。(ちょっと強引?)

何かに行き詰ったとき、うまく考え方や物事のとらえ方を変えることができたら、随分気持ちがラクになるもの。では、どうしたらうまくそれが出来るようになるんでしょう?
実はそのヒントが、「物を見る」という行為に隠れているんです。ほら、発想を転換することを、「見方を変える」なんて言い方をしますよね。実際、目で物を見るという意味の「見方」を変えることが上手な人は、物のとらえ方という意味の「見方」を変えること、つまり「発想の転換」も上手なことが多いのです。

さあ、それでは、しっかり目で見ることからはじめましょう!

はじめの「見えた!」で止まらないで。

さて、私の年齢は…?
さて、私の年齢は…?

まずは、右側の絵にご注目。漫画家のヒルが描き心理学者のボーリングが紹介した、「娘と老婆」という作品です。トリックアートとしても有名なので、「見たことがある!」という方も多いかもしれませんが、しばしお付き合いを。

さて、これは何の絵?と訪ねると、はじめて見た人はたいてい、左斜め後ろから見た若い女性の絵だと答えます。もちろん、正解。
でも、この絵が表しているものはそれだけじゃないんです。その女性の姿が、同時にひとりのお婆さんの姿にも見える…ということには気付いたでしょうか?女性のアゴは、老婆の大きな鷲鼻。耳は、目。ネックレスと思われる黒い線は、口。ほら、毛皮にアゴをうずめたお婆さんの姿が見えてきましたよね。

このように、2つ以上の解釈が出来る絵を「多義図形」や「反転図形」と呼びます。この絵をはじめて見て、何も言われずに、娘と老婆の両方に気付ける人って、そんなにはいません。パッと見て「若い女性の絵だな」と認識したら、それ以降はもう「若い女性の絵」という目でしか見なくなるので、なおさらですね。はじめに見えたものだけにとらわれず、思考をストップさせなかった人だけが、この絵のもうひとつの姿に気付けるわけです。

角度を変えてみると…。

特技は走り?泳ぎ?
特技は走り?泳ぎ?

もうひとつ有名な作品を。こちらはジャストローという心理学者が紹介したものです。タイトルは「アヒルとウサギ」。…これを言ってしまったらもうバレバレですね。左を向いているアヒルが描かれているようですが、90度回転させるとウサギに早変わり!です。

この絵も「多義図形」のひとつ。ここで新たに出てきたポイントは、そう、「角度を変えてみる」ということです。

ちなみに、先程の「娘と老婆」に比べて、この「アヒルとウサギ」のほうが2つの姿が早く見つけられた!という人が多かったのではないでしょうか?形が単純だから、ということもあるかもしれませんが、「娘と老婆」の話を受けてこの絵をしっかり見たから、というのも大きな理由のはず。思考をストップさせてしまわないことで早く気付ける、ということが実感してもらえましたか!?

解釈に関しては、みんな、空気読んでます。

さて、ちょっとトリックアート的な世界から離れて、今度はこちらを見てください。


なんなの?と思いながら、きっと普通に、「12、13、14」と読んでもらえましたよね。(今年風に「12」「13」は若干アホになっていただけると…と、これは余談でした。)

では、続いてこちら。


はい、こちらも普通に「A、B、C」と読んでもらえたんじゃないでしょうか。気付きましたよね。上も下も、真ん中の文字はまったく同じ形をしているのに、です。

前後が数字だと「13」と読みアルファベットだと「B」と読んでしまう、このように前後の流れによって解釈が変化することを「文脈効果」と言います。
ここで押さえておきたいポイントは、同じことでも前後の流れが変わると違って見えるということ。言い換えると、違う文脈の中に置いてみると、違った一面が見えることがあるということです。

発想の転換は、自分がラクになるための手段。

ここまで来ると、はじめに「物を見る」という行為には「発想の転換」のヒントが隠れている、といった意味がわかってもらえたでしょうか?
先入観や第一印象にとらわれて思考を止めていない?別の角度から見てみると?違う場面に置き換えてみると? 多義図形を見るような気持ちで向き合えば、行き詰った思考を柔軟にするためのきっかけになるはずです。

そして、発想の転換が使えるのは、物事の行き詰まりだけじゃない。人間関係の行き詰まりにも応用できます。改めて相手のことをいろんな角度から見てみる。相手の苦手な部分を違う文脈の中で解釈してみる。そうすると、恋人の優柔不断さは優しさの証かもしれないし、職場では辛辣で厳しい先輩もプライベートでは頼れるしっかり者かもしれません。そう考えることができると、ちょっと気持ちがラクになりませんか?発想の転換とは、相手が変わらなくても、自分が精神的に穏やかになれる、ひとつの手段でもあるのです。

それでは、穏やかな気分で新しい年が迎えられることを祈って。よいお年を!

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【NAME】後藤 未紀
ちょっと知りたい、相手の気持ち・自分の感情。日常のラブやライフに潜むいろいろな「ココロ」を分析します。当研究所に、ようこそ!
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