華やかなモールの一角にしっとりとした空間 |
2年前、「メキシコにはカフェが少ない!」という記事を書きましたが、その後、オシャレ地区にはカフェが増え、ショッピングモールには必ずあのスターバックス(およびソレ系のカフェ)が入るようになりました。
そしてついに!アメリカ東海岸に拠点を置く「お茶」のカフェが、ここグアダラハラにもオープン。
このTEAVANA、世界中の「茶葉」を使った様々な飲料が楽しめる、体の休憩とメンタル的な休憩を売りにしたカフェ、一体どうなのよ?ということで行ってきました。
茶、をメキシコに
2年前、「メキシコにはカフェが少ない!」という記事を書きましたが、その後、オシャレ地区にはカフェが増え、ショッピングモールには必ずあのスターバックス(およびソレ系のカフェ)が入るようになりました。 そしてついに!アメリカ東海岸に拠点を置く「お茶」のカフェが、ここグアダラハラにもオープン。 このTEAVANA、世界中の「茶葉」を使った様々な飲料が楽しめる、体の休憩とメンタル的な休憩を売りにしたカフェ、一体どうなのよ?ということで行ってきました。 |
100種以上のブレンドを常時ご用意
原色ばりばりの「ザ・メキシカン」とは異なる面持ち。 メニューの多さにまずびっくり。 100種類近いブレンド茶は「白茶系、緑茶系、ウーロン系、紅茶系、ハーブティー系、ルイボス系、マテ茶系」に分けられ、丸い茶筒に入り並べられています。 緑茶系のシンプルな物には「玉露、煎茶、玄米茶、抹茶」のラインアップ、その他、日本では考えつかないようなドライフルーツと併せたブレンドや、中国の高山茶的なものもあり、おもわず「へ〜〜〜」とカウンターで唸ってしまいました。 こちらのお店では量り売りや茶器の販売もあるので、カウンターで注文する際は「ここで」を一言。その際に「くるだろうな」と思っていた通りの質問が。 「ミルクやお砂糖はお使いになられますか?」 おいおいおいおい、と苦笑いも「日本人ですから」と。 茶の国日本から来たんです、茶には砂糖もミルクもいれません。 メキシコでは、飲料には必ず砂糖を入れるので、上の質問は当然でしょうね。 |
茶器も取り揃えております
メニューカードにはその効能も書かれているので、すべてをじっくり読むにはかなり時間がかかりそう。この日はあまり時間がなかったので目の前にあったウーロン系をチョイス。内臓の脂落としたいし。。。 待つ事15分。けっこう待ちます。 そして高価な45ペソ(=320円)。 これ、ちょっとした街角の定食屋さんの「今日のおすすめランチ」の値段くらいしますよ。 その間、店内に販売目的で陳列されている茶器などをチェック。 南部鉄瓶から瀬戸物の急須、台湾式の「底の穴からお湯を入れる」タイプの急須も並べられており、アジア茶器を初めて目にするようなメキシコ人にとってはちょっとした「博物館」。ただ、お値段が。。。 中国の蓋・こし器つきマグカップがペアで780ペソ(=約5500円)って、高価すぎるでしょ! ちょっと笑いそうになった「湯沸かし保温ポット」は、メキシコではまず見かけないものですが、こちらも日本製でしかも2000ペソ(=約15000円)ありえへん! でも、お店に来られる松クラスの皆さんにはうけるんでしょうな。 その他にも、「使い方、わかるのかい?」と疑問な抹茶用茶筅と耐熱ガラスの茶碗セット(茶筅だけで150ペソ、約1000円)もあり、このお店が「茶バージン」の人から「茶玄人」の人にまで門戸を開いている事が判ります。 そうか、日本の家に普通にある「茶筒」も、ここに置かれると数段階クラスアップされて見えるから不思議。オリエンタルなものって「未知の領域」なので新鮮で珍しいのよね。 |
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お茶が来ました。が。。
が、ショック。 店内でいただくのに、紙コップ。。。。 あまりのショックに、写真を取り忘れました。 せめて店内のお客さんには陶器で出してほしかった。批評するつもりはないけれど、茶と茶の心を謳うのならそこら編まできっちりやってほしかった。。。 でも、味と温度は良かったので、今度は茶葉を買いに行きたいと思います。 |