この通りにギャラリーが立ち並びます |
その南東に位置するトラケパケ市の中心セントロには、高級ブティックやアンティークのギャラリーがたくさん並んでいます。
お店によっては「感覚的価格」より0が2つも3つも多いことがあり、まさに「見るだけ」になってしまいますが、それでも目の保養、心の栄養には十分。
今日は美術館巡りの気分でこの街を散策してみます。
その南東に位置するトラケパケ市の中心セントロには、高級ブティックやアンティークのギャラリーがたくさん並んでいます。 お店によっては「感覚的価格」より0が2つも3つも多いことがあり、まさに「見るだけ」になってしまいますが、それでも目の保養、心の栄養には十分。 今日は美術館巡りの気分でこの街を散策してみます。 |
世界中から集められたアンティーク
2つの教会に囲まれた公園を起点にして、メキシコの工芸品、民芸品、お土産物を売る店や、個性的デザインの高級家具店、レストラン、オシャレなカフェなどが並んでいます。 その真ん中にあるAvenida Independencia(インデペンデンシア通り)。ここはグアダラハラ・トラケパケ観光に欠かせない場所で、歩行者専用のレンガ道の両サイドにあるお店はどれも必見。 アンティーク家具を置いてある店に一歩踏み入れると、不思議な感覚に(というのは、店の奥で商談をしていた紳士の葉巻の香りに影響されているのかもしれませんが。) メキシコ全土から集められた教会の装飾品から、タラベラ焼きの古いもの、昔はどこの荘園に置いてあったのかと想像してしまう大きな家具。その奥に、なんだか馴染み深い絵柄。おおお!と近寄ってしまうのは日本の大きな壷。色合いと絵付けは確実に日本産(でも何焼きか、は判りません!)で、その時代も19世紀と書かれています。お値段は‥庶民には縁のない桁です。 |
ぐっとカジュアル
各地方の民芸品や(さほど高くない)焼き物を扱っています。 この店のいくつかの商品はこの周辺で作られており、メキシコ各地の観光地で「ザ・メキシコのお土産!」として売られています。 明るい原色のラテンカラーは、それ一つお部屋に置くだけで楽しい気分になれそうです。 (それにしても、直接作家さん達から買い付けているその値段を知っているので、お店の値段をみるとため息がでますね。。。) |
世界からお客様をお迎えするので
ゴミ一つ落ちていないし、ゴミ箱も至る所に設置されています。 それもそのはず、ここは北の皆さん(アメリカ合衆国、カナダ)を中心に観光客が沢山訪れる有名観光地の一つ。 皆さんに気持ち良く散策して頂ける様、市政府が力を入れてきれいにしているのです。気持ちいいですね。 |
カソリック専門?の家具屋さん
豪華絢爛な装飾が施された家具! しかも金ぴかがありますよ。金ぴかですよ!(涙) 店内をジックリ見て、宗教色がものすごく強い事に気付きます。 聖人や天使の彫刻に、マリア様の像。 奥の特別な部屋に特別に置かれていたのは、1979年に就任直後最初にメキシコを訪れたヨハネ・パウロ二世が座った椅子のレプリカ。 レプリカなのに値段が「応相談」となっています。おそろしや。 熱心なカソリック国メキシコらしい家具屋さんでした。 |
お腹も満たされる開放的な空間
さあ、ギャラリー巡りもなかなか疲れる物です。
休憩、お食事にぴったりなのがこの通りの中程にあるEl Patio(エル・パティオ)。 噴水のあるパティオをぐるりと囲むようにレストランがあり、同じ建物のブティック、宝飾店、土産物店などとはすべてつながっている、というちょっと面白い建物。 ここの店員さんはみんな気さくで(気さくでないメキシコの店員さんっているのか?)観光気分をより一層盛り上げてくれます。 おすすめは午後3時頃。 マリアッチ発祥のグアダラハラ圏内ということで、マリアッチの生演奏が楽しめます。しかもこのレストランに来ているのは全員女性の珍しいマリアッチ。必見です。 マルガリータも定番ライム味の他にパイナップル、イチゴなどあり、おつまみや食事の種類も豊富でお手頃価格。ゆっくり午後の一時を楽しむには最適な場所です。 |
その他にも、ギャラリー兼レストランで目も胃袋も満たされる面白いお店があったり、通りに点在する現代彫刻を見るのも楽しいし。 一日居ても見切れない、というのがトラケパケ観光の正直なところ。 歩きやすい靴でお越し下さい。 <Tlaquepaque トラケパケ> グアダラハラのセントロからTURという路線バス(片道10ペソ)で約40分。 |