私を幸せにするライフスタイル BONITA message ~ いろいろな女性が自ら発信するコラム型WEB
私を幸せにするライフスタイル BONITA message
2010.10.28.更新
  • この記事をはてなブックマークに登録する
  • この記事をGoogleブックマークに登録する
  • この記事をYahoo!ブックマークに登録する
  • この記事をlivedoor clipに登録する
  • この記事を@nifty クリップに登録する

■ メキシコ☆焼き物の郷

日常の光景の中に、彼らの仕事が見えます
日常の光景の中に、彼らの仕事が見えます
職人さん専用の「作業椅子」
職人さん専用の「作業椅子」
 グアダラハラの中心部から車で約20分。

 日本だと「たった20分でなにも変らないでしょう」という感覚ですが、メキシコは国土が広いため、昔から村々は「点と点」のようにありました。なので今も、20分走っただけで近代的な都市とは街の趣きも人々もまったく異なる「田舎町」になるのです。
 
 ここ、私が住む街、トナラ。
 ここはメキシコの伝統的な焼き物「トナラ焼き」の街。

 小さな入り口が所々並ぶ通りは、そのドアの奥に長く敷地が続き、中庭、居住スペース、その奥には大抵、工房や小さな焼き物窯がひっそりとあります。

 工房に置かれた小さな椅子は子供用ではなく、職人さんが絵付けの時に使う椅子。この小ささが、足の上に置いて細かな模様を描くのにちょうどいいサイズ、なんだそうです。

トナラ焼きの特徴

トナラ焼きのカップで飲むコーヒーは最高♡
トナラ焼きのカップで飲むコーヒーは最高♡
 トナラ焼きの特徴はその質感、肌感。

 手のひらで全体を触ると、まるで大地を掴んでいるような素朴な安心感。ろくろで作っている物の、機械的緻密さは一切なく、あくまでも「手作り」。少々いびつであったり、真円ではなくちょっと楕円だったり、カップの取手のサイズも少しずつ違っていたり。

 色も、本体のベースは土色というか灰色というか、そのまま草原に持って行って使ってもまったく「保護色」になってしまうような自然色。

 なによりも第一の特徴はその絵付け。

 花に飛ぶハチドリや、大きなサボテンとロバ、木陰で一休み中のアミーゴ、メキシコの象徴「ヒゲ太陽」、野花やカメだったり。どれもこれも、見ると思わず「にまっ」と笑ってしまうようなユーモア。これはユーモアではなく、メキシコ人の素なんですよね。

 白磁や高級焼き物の薄く儚い、エレガンスなものの対極にある、と言えるでしょう.

 でもそれこそが、毎日大勢の家族と食事を共にするメキシコの「飾り気のない愛」、博愛を象徴しているように感じます。

素焼きも得意

ほのぼの絵柄も可愛い素焼きのお鍋
ほのぼの絵柄も可愛い素焼きのお鍋
このカオス?の中からお気に入りを探し出すのも楽しい♪
このカオス?の中からお気に入りを探し出すのも楽しい♪
 素焼きも沢山あります。

 テラコッタの朱色、土色もそのままの「ザ・素焼き」はここの得意な商品。直火(たき火にそのままボン!)対応の鍋も、深い物はフリホーレスの煮豆用。サイズ表記が面白く、日本だと直径何センチですが、ここでは「○kgのフリホーレス用」と、あくまでも「どれくらい料理を作るか」によっています。

 浅い蓋付き鍋は、トマトとチレのソースで骨付き肉を煮込むため。お米をこれで炊くと、ステンレスなどの近代的鍋とはひと味違う風味になります。

 炒め物だって、昔ながらな調理法を好むばあちゃん達はこれで。

 お皿も、一枚一枚が分厚く、型も少々いびつながら、真円、楕円、ちょっと深め、スープ用、小皿など、サイズ形も豊富に沢山山積みに。

 メキシコの食卓に欠かせない、数種類のサルサを入れるサルサ専用も。そしてお値段がびっくりする程お安い。日本円だと、1000円札一枚で、メインディッシュ用と小皿、カップが4人分揃ってしまいます。

 ただ‥内側の塗り薬に日本では食器類に使用が禁止されている鉛が微量ですが使われているため、日本に輸出されることはありません。残念。

 でも、ここでは昔から日常的に使われていますし、むしろ調理にまったく使っていないレストランなどもさがすのがむずかしいほど、でしょう。

 この村には毎日、アメリカやカナダなどから観光客、国内・世界問わず食器卸しのみなさんが押し掛け、沢山買い付けをされています。

 そして、小さな間口の奥の工房では毎日、のんびり楽しく焼き物を作っている。それがここ、トナラの愛すべき姿です。

ごちゃごちゃ〜っと。メキシコ風インテリアにしたければ必須!
ごちゃごちゃ〜っと。メキシコ風インテリアにしたければ必須!
タコス屋さんにもかならずあります
タコス屋さんにもかならずあります
  • この記事をはてなブックマークに登録する
  • この記事をGoogleブックマークに登録する
  • この記事をYahoo!ブックマークに登録する
  • この記事をlivedoor clipに登録する
  • この記事を@nifty クリップに登録する
最近の記事
07.30.
メ的手吹きガラス
手吹きガラスのお店で大興奮してきました!
06.28.
メキシコ 春?模様
3−5月が一番暑いグアダラハラの日常の風景
05.18.
メ的自然美を求めて
メキシコの特産品を使ったパーソナルケア製品がシリーズで販売されていたので、突撃リポート!
04.19.
メ的物件探し~その2
物件探しは契約にサインするまでが大変!
04.10.
メ的物件探し
3年半住んだ田舎町を離れ、いざ、都会に!
WRITERS NOTE
【NAME】萬田 海晴
メキシコ生活、早くも2年半が経ち、気がつけば6足のわらじ。。。それでも、毎日楽しく過ごし、つねにGracias Mexico!と叫んでおります。
<< 2019年12月 >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031