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2010.10.26.更新
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■ パリのイベント7:パリのアヴェイヨン祭

すっかり秋らしくなってきた10月初旬のパリ。ある晴れた週末に、フランスのアヴェイヨン県のお祭りがベルシー公園近くで開催されました。食に音楽にダンスにと、普段触れることのできない地方文化を見に、たくさんの人で賑わっていました。


山が豊富なミディ・ピレネー地方のアヴェイヨン県

たくさんの人で賑わうロブラック通り
たくさんの人で賑わうロブラック通り
 アヴェイヨンと聞くと、日本人にはあまり耳慣れない場所だと思います。アヴェイヨン県は、スペインとの国境に近いフランスの南にあるミディ・ピレネー地方の中でも北の、内陸にある山が豊富な県です。中心都市はロデス。ちなみにミディ・ピレネー地方の中心都市は、バラ色の町と呼ばれている観光都市トゥールーズです。

 観光地としてはそれほどメジャーではないアヴェイヨン県なので、こういったお祭は、めったに見ることができない伝統や食文化にパリにいながらにして触れられるとても貴重な機会。改めてフランスの地方色の豊かさに驚かされます。計100mほどの2本の道に、ワインやお菓子、食肉加工食品などのスタンドが並び、その合間には伝統音楽の楽器やナイフ、アクセサリーの工芸品のスタンドも。



一番人気はやはりお菓子やハム類

焼いているそばから香ばしい匂いが…
焼いているそばから香ばしい匂いが…
 ミディ・ピレネー地方の名物として有名なガトー・ア・ラ・ブロッシュのスタンドでは、実際にお菓子を焼いているところも見られ、人々が興味津々に観察していました。ガトー・ア・ラ・ブロッシュは円錐の形をした焼き菓子で、タネを上から少しずつかけながら回し、したたる状態で層を作りながら焼いて行くので凹凸のある表面ができあがるのが特徴。

 作り方といい味といいバームクーヘンに似ているかもしれません。サイズが大きいものが多いので、クリスマスなど特別な日に食べられるそう。パリでもあまり多くの場所で売られているわけではありません。



奥深いフランスのシャルキュトリの世界

食欲をそそるプレゼンテーション
食欲をそそるプレゼンテーション
この地方はお隣のバスク地方と並んで豚肉加工品(フランス語でシャルキュトリ)も盛んなので、ソーセージやハムのスタンドもたくさん出ていました。フランスのソーセージは肉がぎゅっと濃密に詰まっていて、固め。塩やコショウ、唐辛子、その他スパイスが味付けされていて、それを薄切りにしたものを頂きます。

色々なタイプの味付けがあるので、試食していくうちにフランスのシャルキュトリの奥深さがわかり、好みの味に必ず出会えるはず。ワインに合わせる人が多いようですが、私は冷えたビール派。そしてスタンドのやはり一番人気は生ハムコーナー。迫力のある大きな生ハムの塊がぶら下がっていて、食欲をそそります。



特別な日にしか見られない伝統文化

皆笑顔で楽しそうでした
皆笑顔で楽しそうでした
 そして一番のメインイベントは、特設ステージでのダンスショー。地元の人と思われる老若男女が伝統衣装に身を包み、音楽隊の演奏に合わせてダンスを披露してくれました。この地方に昔から伝わる衣装、音楽、そしてダンスは結婚式や祝祭日などの機会には今でも目にすることができるそうです。

 伝統衣装を着てお祭りを歩いていた女性に地方のことについて質問すると、止まらなくなるくらいたくさんのことを教えてくれ、本当に自分の生まれた土地を愛しているんだな〜と実感。フランス人の郷土愛を再認識できたこのお祭りでした。





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WRITERS NOTE
【NAME】野口 裕子
美味しいものが大好きな自称パリ・パトローラー。パリのステキな雰囲気や楽しさをお伝えできればと思っています。
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