8月の野菜果物メモ |
『枝豆』ビールと枝豆の組み合わせは、味だけでなく体にもぴったりな相性。たんぱく質にあるメチオニンという成分が肝臓の負担を軽減する働きがあるといわれます。この時期は、夏の風情を感じる枝つきの枝豆は鮮度の面でもおすすめです。豆がふっくらして莢が鮮やかな緑色のもの、うぶ毛がびっしり生え綺麗なものを選びましょう。食べ切れない場合は固くゆでて冷凍保存ができます。 |
『なす』
ことわざにも多く使われるなすは、古くから日本人に親しまれ現在では日本全国で栽培されています。『冬春なす』は、高知県、熊本県、福島県、『夏秋なす』は、茨城県、栃木県、群馬県で栽培されています。通年を通して店頭でみかけますが、最もおいしい季節は初夏から秋にかけてです。長卵形や中長のなすが現在主流ですが、地域によって特徴のあるなすが作られています。
暑い夏の時期水分たっぷりのなすは、火照った体に潤いを与えてくれます。ナス紺といわれる皮の成分はアントシアニンの一種のナスニンという色素。ガン予防、動脈硬化、高血圧予防に効果があるといわれています。なすの皮に光沢があり、紫色の鮮やかなもの、傷やしわのないもの、へたのトゲがぴんぴんにとがっているものを選びましょう。乾燥しやすいのでラップに包んで冷蔵庫で保存します。冷やし過ぎに注意しましょう。 |