ポーランドでは6月の後半から学校の夏休みが始まっていますので、これにあわせて子供のいる家庭ではバカンスを計画しております。昨年は不景気と先行き不安から、長期の休暇をとる会社員も少なかったそうですが、今年は景気のよさを反映してか2週間ぐらいまとめてとる人が再び増えたそうです。
夏だ!バカンスだ! |
海?山?名所めぐり?
北国のポーランド。夏のバカンス先で一番人気なのはやっぱり海。夏の海で太陽を浴びるのがそれほど楽しいのか?!と、この喜びをいまひとつ実感できていない日本人の私は置いておいて、夏になるとバルト海(ポーランド北部)、クロアチアのアドリア海、スペインの地中海、ブルガリアの黒海を目指して四方八方に散らばる彼ら。
みんなそれだけ、金銭的に余裕があるのかといえば人それぞれ。豪華ツアーから格安パッケージツアーまで、うまく見つける人たちもいれば、ブルガリアまで自家用車で乗り付けて食べ物も家からたんまり持ち込むのもひとつの方法。そういえば、知り合いにはワルシャワから、イタリア南部も南部、「長靴のかかと」まで2晩かけて車で出かけた人もいます。余計に疲れるんじゃないかという私の心配(または、大きなお世話)を余所に、楽しく過ごしたというから彼らのタフさに感心です。
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子供たちだけのバカンス
キャンプにはテーマがありまして、「スポーツ」「ダンス」「山登り」などの体を動かす系のものから、「イングリッシュ・キャンプ」のような語学系のもの、なかには「算数」がテーマの『今・・・夏休みだよね・・?』とキャンプ内容をもう一度確認したくなるプログラムまであるので、必ず子供にマッチする内容は見つかります。 ポーランドのような北国に住んでいると、(日焼けはしたくなくても)太陽が恋しくなります。特に今年は長い冬が終わったと思ったら、雨季を思わせるような降水量、それにつづき洪水まで発生し、太陽をよく拝まないまま夏至を迎えたこちら。よって例年よりも更に太陽の光に感謝し、恵みを享受して・・・・今年もまた真っ黒になる自分がいるのでした。 |