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私を幸せにするライフスタイル BONITA message
2010.06.24.更新
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■ メキシコ的☆ゲイ事情

虹色は世界的に「ゲイカラー」とされています。
虹色は世界的に「ゲイカラー」とされています。

 メキシコは、その国民の90%以上がキリスト教、カソリック信仰の厚いお国。 そして、当然ではありますが、カソリックの教義でゲイは「ない」ものとされています。

 ですが、昨年末のメキシコ市議会ではゲイの「同性婚」が認められ、今年3月から施行されました。カソリックのラテンアメリカで初のこと、だそうです。

 ゲイ、レズビアン、バイセクシュアル、トランスセクシュアル(GLBT)などのセクシュアルマイノリティの人権を主張するため、ここグアダラハラでも1996年から毎年6月第3土曜日にゲイパレードが行われています。


 メキシコ第二の都市グアダラハラは、文化・芸術の街。エキセントリックなアーティストも多く、街の中心地(セントロ)にはゲイバー、男性専用、女性専用のバー、クラブがいくつか見られます。また、一見して「ゲイカップル」と判る人々も多く、夜のセントロでは路地で熱い接吻を交わす二人も。

 カソリックで異端視されているのに、わりとオープン。
 なぜ?
 

弾圧の後に

「41」はメキシコでは「ゲイナンバー」だそうで。彼も普通の赤いTシャツかと思いきや、背中に41。さりげなく主張してます。
「41」はメキシコでは「ゲイナンバー」だそうで。彼も普通の赤いTシャツかと思いきや、背中に41。さりげなく主張してます。

 諸説ありますが、私のここでの親友(男性)にゲイ歴25年、今のパートナー(男性)との愛を貫いている人がいるので聞いてみました。

 グアダラハラはその昔、各地方から商人が集まる「服飾、革製品、宝飾品の街」だったと。となると、旅で疲れた商人たちを癒すためにさまざまな職業な人が集まり、自然とその中に「風俗街」が形成されていった、と。で、その中には当然同性相手のお店や人もいたりと、グアダラハラにゲイが集まる発端になったんだとか。

 超保守的傾向だった’80~’90年代にかけて、警察はゲイを「異端排除」を目的で弾圧。彼らも、開放された時間を楽しもうと訪れていたゲイバーでなんども、警察の暴力的な突撃に出くわしたとか。


 世界的なゲイライツ運動にともない、おおっぴらなゲイ差別はなくなりつつも、それでも同性の法律的婚姻は認められていないグアダラハラ(宗教的婚姻はありえない)。昨年は市長選に、自らゲイライツを訴えるミゲル・ガラン候補が登場。弱小政党からの出馬で当選はなりませんでしたが、その勇気ある行動に街のゲイのみなさんは応援の投票に走りました。
 

同性婚を叫ぶ

同性婚を訴えるグループ
同性婚を訴えるグループ
結婚式ファッションのカップル。お二人とも男性です。
結婚式ファッションのカップル。お二人とも男性です。

 さて。ゲイパレード。

 街の西端ミネルバ広場からセントロまでを約5km、ゲイライツを主張して練り歩きます。周辺にはそのお祭り騒ぎを楽しもうと、ストレートの人々も大勢集まってきています。本来の趣旨はゲイパレードですが、そこはメキシコ、お祭りだったらなんでもいいんです。

 パレードの先頭は、その趣旨にそった「ゲイライツを!同性婚を認めてほしい!」と書かれた横断幕でシュプレヒコール(スペイン語ではグリートス)を揚げて練り歩く市民、大学生。パレードの終着地となる広場の特設会場では、ゲイライツのスピーチ。このスピーチがなかなか感動モノでした。

 「私たち(GLBT)は病気ではありません。ましてや犯罪者でもありません。あなたがあなたの奥さん、ご主人を愛して人生の伴侶としているように、私達も愛している大切な人と正式に、みんなに認められて人生を共にしたいのです。ただ、その相手が私と同性だ、というだけなのです」
 


仮装パレード、とも?

おなじみの二人も、ゲイカップル
おなじみの二人も、ゲイカップル
歴史的建造物のカテドラルをバックに、ガガ様、ですか?
歴史的建造物のカテドラルをバックに、ガガ様、ですか?

 さて。

 パレードに戻ると、「こ、これ、真っ昼間からいいのか?」と笑ってしまう程の高露出度のみなさんが歩いています。ここまでくると、もうゲイライツだとかはどこへやら、やりたい放題の仮装大会の面持ち。

 昨年末の大ヒット映画アバター、バイセクシュアルのレディ・ガガ、ゲイの間では「彼らはカップル」という常識のアメコミ「バットマン」、その他個人の趣味のコスプレなど様々な人々が歩いています。


  大サービスなのは、市内の男性ストリップ場の宣伝カー。牽引する「ステージ」に薄いコスチューム(というか下着)一枚の筋肉隆々の男性が上がり、その上で艶かしく踊りながらの参加です。

 市内を優雅に走る観光馬車に乗り込んでロマンティックな一時を過ごすのは、かなり年季の入った男性と、孫息子?とも言える年代の美青年。まるでルードヴィッヒの映画のようです。

 

ばば〜んと、大サービス中!
ばば〜んと、大サービス中!
年季はいってます。
年季はいってます。
 グアダラハラの中心、16世紀に建立されたカテドラル(聖堂)をバックに行進するゲイライツの様子はまさに2010年。


さて、ここでイベントの告知です。

 7月の24、25日の週末、横浜の赤レンガ倉庫街がメキシコになります!
 メキシコ物産展、メキシコ料理、メキシコから壁画アーティストやミュージシャンを招いた2日間、メキシコの底抜けに陽気な雰囲気をぜひ、体感してください! 
 

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WRITERS NOTE
【NAME】萬田 海晴
メキシコ生活、早くも2年半が経ち、気がつけば6足のわらじ。。。それでも、毎日楽しく過ごし、つねにGracias Mexico!と叫んでおります。
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