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2010.05.26.更新
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■ 彼女が離婚を選んだわけ

意外や低い、ポーランドの離婚率

 ポーランドの統計書では2008年に6万5千件以上の離婚が成立しています。
 ん?ヨーロッパの離婚率は高い高いと聞かされていたので、情報を鵜呑みにしておりましたが、それほど高くないですね。
 
 日本がこの国の総人口の約3倍という事実を踏まえても、日本の離婚件数はここ数年約25万件というぐらいですから、日本とポーランドのみを比較すると、離婚率という点ではポーランドのほうが低いようです。
 

それでも別れるときは別れる~離婚原因トップ3

金婚式を迎えた二人。お国柄とはいえ、スキンシップ度が非常に高いのが結婚生活長続きの秘訣でしょうか。
金婚式を迎えた二人。お国柄とはいえ、スキンシップ度が非常に高いのが結婚生活長続きの秘訣でしょうか。

 ポーランドの離婚原因1番の理由は「性格の不一致」。こればかりは、10年付き合って結婚したカップルでも理由として挙げるそうですから、性格の合った相手を見つけるのがいかに大変かがわかります。確実なのは、全く理想の相手なんていないということなのですが、それをどこで折り合いをつけるか、というところでしょうか。
 
 理由の第2位と第3位は調査年によって入れ替わりがあるけど、理由項目的には不動の「お酒」と「不貞」。飲んで飲んで、飲まれてしまうのでしょうか。その勢いで不貞でしょうか。お酒は不貞の起因にはなっても言い訳にはなりません。

 離婚訴訟を起すのは、75%が女性からというポーランド。

 ポーランドでは子供がいた場合、父親から養育費をとるのは比較的簡単です。
 父親の働く会社へ裁判所から自動的に手紙が届くので、給料支払いの段階で差し押さえができるシステムが確立しているので不払いにされる心配が少ないようです。また、養育費の意識の問題で、ポーランドでは結婚していない男女でも女性が子供を育てるときには男性も養育費を払います。さらに驚きなのは、10代のカップルで女の子が妊娠、そして出産した場合、相手の男の子(10代ですので男の子としておきます)に養育能力がない場合、なんとその男の子の親に養育費を支払う義務があります。

だから、『子供のために我慢』、と離婚を我慢する必要のない彼女たち。
 

自分の人生 前を見つめて歩きたい

結婚の道を歩き続けるか、歩みを止めるか。それを決めるのは自分自身。
結婚の道を歩き続けるか、歩みを止めるか。それを決めるのは自分自身。

 離婚した友人・知人が異口同音に嘆くのが、離婚後の人間関係。
 働く女性の多いポーランドでは、経済的不安を語る人はそれほど多くありませんが、基本的にカップルが単位のこちら、ポーランド。夫婦の単位でのお付き合いが多い30代以降で、一人に戻ると周りの既婚女性たちが一斉に警戒モードに入り、お誘いがかからなくなることが多いのだとか。

 しかしそこはポーランド女性、うだうだと一人で華の30代を無駄にはしておりません。私の個人的な知り合いで、ここ2年のあいだに離婚した女性3人ともすでにステディな相手を見つけて、再び人生を謳歌しております。

 そんな彼女たちは、
『離婚にはすごいエネルギーがいるから、誰にも勧めるものじゃないけど、それも人生の一コマ。自分をだまし続けて夫婦生活を続けるくらいなら今ここで決断したい。定年まで待って離婚?そんな時間の無駄使いじゃないの。』
と言い放ちます。
 
 仮面夫婦をするつもりはさらさら無い、そんな気概がパートナーとの関係を真正面から見すえる勇気を与え、時には離婚する決断を後押しするのでしょう。
 そして、この気概があるからこそいい関係を保て、離婚率を低く保っているのかもしれません。
 
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WRITERS NOTE
【NAME】ソルネク流 由樹
BONITAライターが、お届けするポーランドのこぼれ話。仕事の合間に読むのもよし、夜更けに一人で読むもよし。
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