私を幸せにするライフスタイル BONITA message ~ いろいろな女性が自ら発信するコラム型WEB
私を幸せにするライフスタイル BONITA message
2010.05.11.更新
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■ フランスで生まれかわったチェコの可愛い絵本

今回は、パリ在住の私の友人がフランスで出版したチェコ生まれの可愛い絵本を紹介したいと思います。ノスタルジックな絵柄とシンプルながらもあっと驚く巧みな仕掛けが魅力の絵本で、その名も「Ceci ou Cela?」(これ?それともそれ?)。

プロデューサーは若き日本人女性!

グラフィックデザインのクオリティの高さにも注目
グラフィックデザインのクオリティの高さにも注目
この絵本をプロデュースしたのは、パリ在住8年になる大見那奈さん。現在は、パリ第8大学の芸術造形学部で博士号過程に在籍しながら、フリーで絵本のプロデュースをし、自らも絵本を制作するクリエイターでもあります。

大見さんとこの絵本との出会いは1年半前。旅行で訪れたチェコの首都、プラハのとある絵本専門店にて絵本を探していたところ、オーナーがストックからある貴重な60年代の絵本を見せてくれました。それがこのCeci ou Cela?のオリジナル版でした。一目でこの絵本が気に入ってしまった大見さんは、何とか説得して、お店に2部しかないうちの1冊を売ってもらいました。フランスに持ち帰り、大見さんがずっとその活動内容に注目していた絵本を研究・編集する団体Les Trois Ourses(日本語で3匹のくま、という意味)の代表の方に見せたところ、この本をフランスで復刻しようということになったのです。

出版に至るまでには、さまざまな壁が……

添付のシートを重ねると、違う絵が現れるというカラクリ
添付のシートを重ねると、違う絵が現れるというカラクリ
作者が既に亡くなっていたため、著作権を持っている遺族の方を探しあてるまでの道のりは非常に険しく、その後も資金繰りの壁にぶち当たったりと紆余曲折があり、何度も「もうダメかも…」と思うこともありました。さまざまな障害を乗り越え、それでも出版することができたのは、やはりLes Trois Oursesの代表エリザベットと同僚たち、そして最初に本を売ってくれその後も復刻のために何かと助けてくれたプラハの本屋さん。彼らの協力なしでは実現は不可能でした。

そしてついに2010年2月、絵本がフランスにて発売しました。チェコ文化センターで行われた発表会では多くの人が詰めかけ、展示してある絵本を手にとり、童心に帰って皆その仕掛けを楽しみ、驚いていました。

子供はもちろん、大人まで楽しめる絵本

絵本をプロデュースした大見さん、Les trois oursesにて
絵本をプロデュースした大見さん、Les trois oursesにて
絵のみで文章がないので国を問わず楽しめるこの絵本。そのグラフィックデザインや絵の組み合わせ方にも注目、紙質や発色には特にこだわったそうです。

日本では今のところ発売されていないのですが、パリから注文して送ってもらうことが可能。(※送料は受取人負担)パリを訪れる機会がある人は、是非Les Trois Oursesに立ち寄って(※要事前アポ)、実際に手にとって見てみて下さいね。

Ceci ou Cela ? (これ?それともそれ?)
Dobroslav Foll
Les Trois Ourses
16€

Les Trois Ourses
2, passage Rauch 75011 PARIS FRANCE
Tel: (33) 01 43 79 07 35

大見さんの絵本ブログ(フランス語)
絵本に関するお問い合わせはこちらまで
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WRITERS NOTE
【NAME】野口 裕子
美味しいものが大好きな自称パリ・パトローラー。パリのステキな雰囲気や楽しさをお伝えできればと思っています。
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