さて。
ずらりと並んだサルサを前にしばし沈黙。
「ソース(サルサ)と言えば、粉ものでしょう!」と、キャベツとイカで土台となるお好み焼きを作ってみました。
もう1つ、「ソース(サルサ)と言えば“二度漬け厳禁!”の串揚げでしょう!」と、串は付いてないけど魚のスティックフライとイカ天も。(なんだそれ?)
食べてみました。 |
お好みで行ってみる
サルサの味チェックなので、表面にうっすら醤油をかけたのみ。 写真は時計回りに12時から、サルサ・ベルデ、タケーラ、メヒカーナ、ランチョ、5時のところにチポートレ入りマヨネーズ、7時にチミチュリ、魚介用ホットソース、ハラペーニョ入りマヨネーズ、サルサ・チレ、ハラペーニョ。 なんだか「8時だよ!全員集合!」にキャンディーズと狩人が登場した回のような、超豪華フルラインナップ(古すぎ!)。 12~4時までは、調味料国内トップを行くメーカーClemente Jacquesから新発売のサルサシリーズ。 「ベルデ」は、緑トマトとタマネギ、シラントロ(コリアンダー)とチレ・ベルデ(緑の唐辛子)で作る基本のサルサ。トマトの酸味とタマネギの甘み、シラントロの香りとチレの辛みが絶妙に合うこのサルサは、何にでもかけてみたくなるおいしさ。 「タケーラ」とは、「タコス屋さん」の意味で、タコス屋さんに置いてありそうなサルサ、ということか?オレンジ色でさっぱりとした中にもぴりっと来る。けっこう辛いかも。1つ手前の 「サルサメヒカーナ」は、タマネギとトマトのみじん切りが形もそのままにたっぷり入っている。辛さはほとんど感じられない。野菜の甘みでお好みに意外と合う。 シリーズ最後の「ランチェラ(農場風)」。色がどす黒い!これは、チポートレと言う薫製唐辛子を富有しているからか?前の3つと同様にべべっとかけて、食。 う!!辛い!!!! 舌全体を総攻撃され、もはや何を食べているのか解らないほどの辛さ!つまり、かけすぎた、ということか。 一時休止。 お好み時計5時、「チポートレ入りマヨ」に進む。 安心。だってマヨだもん。これ、うまい!そうとう上手い!マヨラー(まだいるのか?)にはバリエーションとして喜ばれそう!辛さは控えめ。 次に「チミチュリ」要は、オーロラソースにチポートレやらオリーブやら黒こしょうなどを混ぜ込んだドレッシング。 アルゼンチンではステーキにかけるそうだが、肉より野菜のほうが合うんじゃね?と、キャベツお好みに。うん、合う。相当合う。でも辛い。でも止められない辛さ。お気に入り。 次は魚介用チリソース。辛みより酸味が強い。たしかに魚介に合うだろう。 そしてハラペーニョ混入マヨ。ああ、うまい。これも安心の上手さ。 辛さ攻撃力は弱いものの、マヨとのコンビが絶妙なので止められない。ある意味伏兵か。 そして、正統派伝統的チリソース。地元メーカーを選んでみました。 朱色からして辛そうですが、食べてみるとそうでもない。むしろ点々とかければパンチで美味しいのだろう。卒のない辛さとでも言おうか。でも、無ければ無いで淋しい。 麦わら帽子を被ったハラペーニョが不敵に笑うこの緑のサルサ。半年前に購入したのにほとんど減っていないというのは、そんなに辛いということか?と、わりと多めにかけてしまったことに後悔しつつ口に。あれ?辛くない。むしろフルーティ?な甘さとさっぱり酸味で美味しい。開封半年なのでカプサイシンが抜けてしまったのか? |
魚介で行ってみる
魚介のフライにはもちろん、魚介用が合いますね(7時)。 不思議に、チミチュリも合うのはオーロラソースだからか?以降、ソースが美味しいものは何に付けてもおいしい、と。 3時の赤黒いのは「チポートレソース」名前もそのまま。 さっきのお好みで撃沈した辛さの正体がこれ。 でも、単に辛いだけじゃなくて、奥深いコク味、出汁のような風味すら感じるのはどういうことか? 恐るべし唐辛子一族。 辛さもほどほどで、料理を殺さず、○。 5時の白いサルサは、ちょっと間違えて購入してしまったアメリカ物の「レモンバターソース 魚介用」。辛いはずがない。 6時、赤い唐辛子君が踊っているのは「フルーツ用」。フルーツに唐辛子?かけるんです。甘酸っぱい、そして辛い、という日本人にはちょっと想像付かない組み合わせ。 フライというのもなんなので、きゅうりにかけてみました。ふつうに美味しい。 |
------------☆--------☆--------☆--------☆--------☆--------☆----------- と、おもに「チポートレ」入りサルサが辛みが強い、ハラペーニョは爽やか、ということが解りましたが、基本的にメキシコ生活1年半の私が試食したので、日本の皆様には倍以上に辛く感じるのかもしれません。 辛さに痺れたい方はぜひ、輸入食材店などで探して、挑戦してみてください。 |