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私を幸せにするライフスタイル BONITA message
2010.04.15.更新
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■ カナダのIKEA(アイキア)、日本のイケア

カナダでも根強いIKEA人気

先日、娘の絵本を入れる本棚を買いに、久しぶりにIKEAへ行って来ました。IKEAといえば、ヨーロッパ・北米・アジア・オセアニアで店舗展開する、スウェーデン発祥のインテリア企業。スウェーデン国旗にも使われている、あの派手な青と黄のロゴは、どこにいても一目でIKEAだとわかります。IKEA商品の特徴は、シンプルで洗練されたデザインと手ごろな値段設定、それに徹底的に無駄をなくした「フラットパック」でしょう。フラットパックとは、商品を分解した状態で可能なかぎり薄く小さく梱包する手法で、これだと家具でも車のトランクに積んで持ち帰ることができます、カナダのIKEA商品は、やや壊れやすいものの、比較的低価格でおしゃれな家具が手に入るとして、学生や若い世代を中心に根強い人気です。
 
土地がたっぷりあるカナダでは、IKEAは1階建てです。
土地がたっぷりあるカナダでは、IKEAは1階建てです。
おなじみ、ショッピング後に荷物を積む人たちの姿。大きめの商品を買うときには、あらかじめ、車に積めるかどうか考えておくことが必要!
おなじみ、ショッピング後に荷物を積む人たちの姿。大きめの商品を買うときには、あらかじめ、車に積めるかどうか考えておくことが必要!

カナダ人のDIYI精神にぴったりマッチしたIKEAの販売方式

一般にカナダ人は、帰宅後や週末の家族との時間など、家で過ごすプライベートな時間を大切にします。加えて、1人当たりの居住面積が日本と比べるとかなり広いので、居心地のよい空間をつくろうと、必然的にインテリアにこだわる人が多くなります。また、カナダの住宅市場では中古物件の売買が盛んなので、購入額以上の値段でいつか自分の家を売るために、人々はせっせと部屋の壁にペンキを塗ったり、装飾用のライトを付け替えたりなど、時間をかけて内装やインテリアの充実に励みます。中には自分で、カーペット敷きだった床をフローリングに変えたり、システムキッチンを一式取り替えてしまうツワモノもいるんですよ! このように、カナダでは“DIY(日曜大工)”の考え方が普及しているので、倉庫へ行って自分で欲しい商品を探し出し、それを車に積んで持ち帰って自分で組み立てるIKEAの販売方式は、何の抵抗もなく人々に受け入れられたのだと思います。
 
ややレトロな感じが素敵なキッチン。
ややレトロな感じが素敵なキッチン。
会計でいつも混みあう店内。黄色いサインのあるレジはセルフサービス用で、自分でバーコードをスキャンし、会計を済ませることができます。
会計でいつも混みあう店内。黄色いサインのあるレジはセルフサービス用で、自分でバーコードをスキャンし、会計を済ませることができます。

「日本人向けではない部分」が、新鮮と受け入れられた?

そのIKEAが、日本で現在のようにイケアとして上陸したのは、2006年のことですね。みなさんの中には、ご利用になっている方もいらっしゃるでしょう。ライフスタイルや国民的嗜好がカナダと異なる日本では、いったいどんな品ぞろえになるのかと思っていたのですが、カナダのIKEAも日本のイケアも、売っている商品はほぼ同じです。確かに、共働き夫婦が増えたり、フローリングでソファを使う人が増えたりなど、日本人とカナダ人のライフスタイルで似てきた部分もあると思います。でも日本には、和室が好きな人もいるだろうし、ソフトで微妙な和風の色合いを好む人もいるはずです。イケアでは、そのようなテイストをカバーした商品は用意されていないようですね。日本では、逆に欧米向けの品ぞろえのままなのが、新鮮と受け取られているのかもしれませんが・・・。
 
どんなキッチンをオーダーしようか? みんな目つきが真剣です。
どんなキッチンをオーダーしようか? みんな目つきが真剣です。
カナダのIKEAでは、冷蔵庫や電子レンジ、食器洗い機などの家電も販売しています。
カナダのIKEAでは、冷蔵庫や電子レンジ、食器洗い機などの家電も販売しています。

地域を問わない人気はさすが! でも・・・。

もしIKEAが進出先の国によって取り扱う商品を変えていたら、今のような低価格での販売は実現できないのかもしれません。でも、先日IKEAで買ってきた我が家のクッションが日本のイケアサイトでも売られているのを見たとき、グローバル規模で居住空間の同一化が進んでいるような気がして、ちょっと気味が悪くも感じたのでした。

本棚を前に、何やら話し込む女性二人。好みに合ったインテリアを探し求める買い物客の様子は、日本もカナダもあまり変わらないかもしれませんね。
本棚を前に、何やら話し込む女性二人。好みに合ったインテリアを探し求める買い物客の様子は、日本もカナダもあまり変わらないかもしれませんね。
このド派手なスリッパ。日本のイケアでも販売されているのでしょうか・・・。
このド派手なスリッパ。日本のイケアでも販売されているのでしょうか・・・。
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【NAME】アタードよしの
国際結婚を含むカナダでの日常的な生活、子育て、英語での生活など、カナダの暮らし全般について、日本人女性の視点で興味深いと思ったことをレポートします。
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