日本の帝王切開率は2008年の統計では約18%、アメリカでは約30%と言われています。結構な高い確率でアメリカでは帝王切開が行われていますね。
なぜ帝王切開が多いのかとういうと色々理由があるようです。
- 母体が肥満(胎児が大きくなる傾向があるとか)
- 逆子
- 医療訴訟を避ける
- 帝王切開は医療費が高額
- 医者のスケジュール管理が楽
- 患者の希望(美容目的や計画出産で予定を立てられるため)
アメリカの帝王切開率
今回、アメリカで出産を経験した私ですが、逆子の為に予定帝王切開となってしまいました。
日本の帝王切開率は2008年の統計では約18%、アメリカでは約30%と言われています。結構な高い確率でアメリカでは帝王切開が行われていますね。 なぜ帝王切開が多いのかとういうと色々理由があるようです。
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高額な出産費用
今回病院からの請求額は$17,677.38でした。 この請求とは別に担当の医者からの請求が約$4,000。これは妊娠初期に医者にかかった時にすでに支払い済み。あわせると日本円にして200万円を軽く超える金額です。入院期間は3日間で、この金額なんですからびっくりです。 内訳のなかでも驚くのが、個室3日間使用料 $3,349。別に自ら個室が使いたいと願いでたわけではなくて、個室しかないんです!日本のように4人、6人相部屋というのは、アメリカではほとんど見かけません。 そして、手術後に1時間ほどいただけのリカバリールーム(LDRルーム使用)の使用料がなんと$860.72! 1時間いただけなんですがね・・。ちなみに手術室代は $2996.20でした。 その他にも麻酔代、薬代やらこまごまとした雑費がずらーっと請求書に並びます。出産費用意外にも、産まれた子供の世話費用が約$2,000かかります。 幸い、出産にかかった費用は加入している保険でカバーすることができました。保険に加入していなかったらと考えると恐ろしい金額です。出産前に加入していたプランでは、出産時の麻酔をカバーしないものでした。 出産前にプランを変更したので、麻酔代$1,445を支払わなくてすみました。自分の入っている保険が何をカバーして、何をカバーしないのかをよくわかっていないといけないのがアメリカの医療保険の難しいところです。妊娠してから自分の保険が出産をカバーしないと気付く場合もよくあるそうです。 当初言われていたのは、自然分娩で48時間の入院。帝王切開で72時間の入院。入院日数が少ないのは高額な医療費のせいです。1週間病院に入院したらそれこそ恐ろしい金額になっているはずです。 日本では出産は保険が効きませんが、200万を超えることはないでしょう。また出産育児一時金のようなものはアメリカにはありません。 少し前までは、海外在住の日本人で里帰り出産をする人は少なくなかったそうですが、最近、出産を扱う病院が減っているそうで受け入れてくれるところがなくなり里帰り出産するのは難しいのだとか。日本だと、「医療費は安い、入院が長い、出産育児一時金がもらえる」・・うーん、日本で出産してみたかったというのが本音です。 |