花柄はロマンチックテイストの代表格。 |
大人のさわやかカントリースタイル。 |
色使いとレースのバランスが素敵です。 |
セールも終わり、しばらく買い物から遠ざかっていたのですが久々にぶらぶらとお店をのぞいてみることにしました。行った先はインテリアショップ。
大昔、ブルジョア層のフランス人家庭に住んでいたことがあります。マダムは、40台前半でいつもコンサバな洋服に身を包みきぎきびとしていました。
その頃の私は、まだ言葉もままならなくてマダムとの会話が十分にできなかったからかもしれません。とにかくそのマダム=つよいフランス人女性という図式が勝手に私の頭にできていました。
それが、ある夜をきっかけに変わったのです。それは、マダムの着ていたパジャマを見たとき。大きいテディベアの柄がいくつもプリントされているパジャマだったのです。
あまりにも本人の昼間のイメージとかけ離れていたので、びっくりしました。
パジャマコーナーをのぞいてみると、リボンがついたのだのクマさんの柄など色々と少女ぽい感じのパジャマが売っているではありませんか!
今回、またインテリアショップの寝室のディスプレイをみてこの話を思い出したのです。
現代のフランス人女性は、男性同様に働く人がとても多くキャリア志向が強いといえます。
出産しようが、子供は預けてすぐ職場復帰する人がほとんどです。まだ現実には男女平等とはいえない場面もあるのですが、それを打ち破ろうと努力しているのがこちらの女性。
昼間は、肩肘張ってがんばっているのだと思います。プライベートな時間の夜くらいは、可愛らしいものに身を包んでリラックスしたいのかもしれません。とくに寒い冬は、心地のよいものに囲まれて深い眠りにつけたら最高。
フランス人女性の夜のパワーチャージは、素顔の自分にもどってリラックス。寝具や香りを上手に利用しているようです。
フランスのリネンやタオルもおしゃれで、質がよいものが多いです。大人の女性は、見えないところで自分を大切にしてるんですね。私も淡いパープルの心地よいパジャマを購入しました。